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『不妊を語る:19人のライフストーリー』

Posted by webreborn on 02.2012 /社会学   1 comments
こんにちは、白井千晶@社会学&REBORNです。

拙著『不妊を語る:19人のライフストーリー』が刊行になりました。

不妊治療中の方、やめた方、産んだ方、さまざまな方の「語りを読む」ことができます。
減数手術を選択した方の語りは、おそらく日本で初めてではないかと思います。

「一歳になってよく笑い、母である私の胸に飛び込んでくる二人を見ていると、もう一人生まれるはずだった生命はどこへ行ったんだろう、私が殺してしまったのか、抱いてやりたかった…など、ぐるぐる考えてしまうのです。そして泣けてしまう」と彼女は吐露しました。

体外受精で一子を出産し、インタビュー当時妊娠中だった女性は、
「自然妊娠できないから 10人産んでも不妊です」と語りました。

セックスレスの女性は、
「不妊にも属さない気がする」と語りました。

特別養子縁組をした夫婦は、
「産みたいより 親になりたかった」と語りました。

不妊を経験した19人の女性が語る「わたしの」ライフストーリー。
そこには見過ごされがちな「人生(life)としての不妊」「生活(life)のなかの不妊」が立ち現れます。
不妊当事者、その家族だけでなく、助産師、看護師、医師など医療者の方々、学生の方々にもぜひ、目を通していただきたいと思います。
パートナー(夫)のインタビュー、質問紙回答なども入っており、白井による解説もついています。

買って下さいとは申し上げられませんが、
公立図書館、大学図書館、学校の図書室などにリクエストを入れていただけると、
他にも必要な方が読むことができるかと思います。

拙著の宣伝のようで恐縮ですが、
もともとインタビューで語って下さった方々は、わたし一人に聞かせたいのではなく、
社会に発信したい、という思いがあったのでご協力下さっていて、
それを届ける使命をずっと感じてきました。
なので、お知らせさせていただくことにしました。
どうぞよろしくお願いいたします。

(書籍中の固有名詞はすべて仮称にし、語りの骨子に影響を与えないように配慮しながら、個人が特定できない表現に変更してあります。)



不妊を語る: 19人のライフストーリー不妊を語る: 19人のライフストーリー
(2012/03/05)
白井 千晶

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『生物学的文明論』本川達雄著(新潮新書)

Posted by webreborn on 09.2011 お産図書館   0 comments
かつて『紙REBORN』でインタビューさせていただき、私が『未妊ー産むと決められない』を書いたときに大いにヒントをいただいた生物学者・本川達雄先生の久々の新刊です。NHKラジオ第2放送で放送されたものをまとめたそうです。

今までの著書も難解ということはないですが、今回の語り口は本当に軽快で、しかも内容がとても濃いという凡人にはとてもまねのできない素晴らしいものでした。

ベストセラーだった「ゾウの時間、ネズミの時間」で主題にされた時間の問題だけではなく、本川先生は生きものの身体、生命維持装置のデザインをあらゆる角度からサイエンスしていき、その知性には圧倒されます。しかも、その表現はことごとくユーモラスで愛らしいです。

本川先生がさらにスゴイところは、その知識をもって人間の作っている文明や社会システムにぐいぐいと迫っていくところです。生物から得られた数値や理論と文明、そこには宇宙の同じ法則が働いているはず。人もふくめ、すべては宇宙の一部だし、また、一部の中に宇宙がある。

それならば、文明が進めてきた加速化、巨大化、大量化の危険は本当に深刻なはずです。本川先生の研究人生がギューッと詰まったこの贅沢な一冊は、震災を経た今こそたくさんの人に読まれなければ。  

(河合 蘭)

●『生物学的文明論』 本川達雄著 (新潮新書) 740円(税別) 2011年6月刊

生物学的文明論

『〈いのち〉をめぐる近代史-堕胎から人工妊娠中絶へ』

Posted by webreborn on 17.2011 /歴史   0 comments
『〈いのち〉をめぐる近代史-堕胎から人工妊娠中絶へ』
岩田重則著

かつて、人工妊娠中絶は「堕胎」と呼ばれた。
筆者は、大正期の堕胎罪に関する記録や、当時の新聞資料などをもとに、堕胎をめぐる社会史を描き出す。

堕胎術のほとんどは、子宮口に植物の根などを留置するもの。
腹膜炎や敗血症などで、命を失うこともあった。
前近代はヨバイなどの慣習に見られるように、性的許容性があったといわれる一方、
「私通」によって妊娠したことで、自死した記録も登場する。
堕胎をおこなったのは、未婚の女性(女工だったり、農家の女性だったり)が多かったけれど、
戦後民法の前(明治民法)のもとでは、非嫡出子を戸籍に載せるにも、離婚で出戻るにも戸主の許可がいるから、出戻るために堕胎をする既婚者の記録もある。
それをおこなったのは、主に取り上げ婆さん、雑業の低下層の者、按摩・鍼灸業、女性自身、医師など。

妊娠・人工妊娠中絶・出産の社会的位置が描き出された歴史書。
ライブラリーとして刊行されただけあって、一般の方にも読みやすいと思う。

アマゾン

『〈いのち〉をめぐる近代史-堕胎から人工妊娠中絶へ』

文・白井千晶/REBORN

子育て支援--制度と現場

Posted by webreborn on 12.2011 /社会学   0 comments
お産図書館「社会学」の棚

『子育て支援 制度と現場』
白井千晶・岡野晶子編著
:アマゾン
子育て支援
  
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