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『〈いのち〉をめぐる近代史-堕胎から人工妊娠中絶へ』

Posted by webreborn on 17.2011 /歴史   0 comments
『〈いのち〉をめぐる近代史-堕胎から人工妊娠中絶へ』
岩田重則著

かつて、人工妊娠中絶は「堕胎」と呼ばれた。
筆者は、大正期の堕胎罪に関する記録や、当時の新聞資料などをもとに、堕胎をめぐる社会史を描き出す。

堕胎術のほとんどは、子宮口に植物の根などを留置するもの。
腹膜炎や敗血症などで、命を失うこともあった。
前近代はヨバイなどの慣習に見られるように、性的許容性があったといわれる一方、
「私通」によって妊娠したことで、自死した記録も登場する。
堕胎をおこなったのは、未婚の女性(女工だったり、農家の女性だったり)が多かったけれど、
戦後民法の前(明治民法)のもとでは、非嫡出子を戸籍に載せるにも、離婚で出戻るにも戸主の許可がいるから、出戻るために堕胎をする既婚者の記録もある。
それをおこなったのは、主に取り上げ婆さん、雑業の低下層の者、按摩・鍼灸業、女性自身、医師など。

妊娠・人工妊娠中絶・出産の社会的位置が描き出された歴史書。
ライブラリーとして刊行されただけあって、一般の方にも読みやすいと思う。

アマゾン

『〈いのち〉をめぐる近代史-堕胎から人工妊娠中絶へ』

文・白井千晶/REBORN
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